高校生の時の一番の心残りと言えば。
中学生の時に好きだった人に高3の時会って話をしたのだけど。
それ以降何度か電話をかけたりもした。
相手は別の高校で大学受験を控えていたこともあって
結局それ以降会ってもいない。
でも。
大学合格して東京での家も決まって
春からの住所と電話番号を友人が聞いてくれたからか
メモした紙をもらった。
なのに合格おめでとうも言えなかったし
結果的に一切連絡はしなかった。
それがものすごく心残りで。
一応連絡して東京に行ってしまう前にもう一度だけ会いたかったなと思う。
できれば今までの思いも伝えていればすっきりしただろうに。
つきあえるとかなんて思ってもいない。
ただ、自分の気持ちに踏ん切りをつけて思い出にしたかったなと。
高校を離れてからは別の人を好きになったりもしたのに
どうしても諦められなかったんだろうなと思う。
三年の時に同じクラスだった子が通っていた塾が一緒だというのを知って
放課後に会えないかと頼んでもらったのだった。
駅で待ち合わせして他愛ないことを喋った。
その時彼に彼女がいたのかどうかも分からない。
聞く勇気はなかった。
電話をかけても普通に話してくれたりして
迷惑じゃなかったんだろうか？やさしいよね。
幸せになっていたらいいなぁ。
頑張って彼氏の一人や二人つくれたらよかったなぁとも思う。
とりあえず、奥手だった。
紹介なんて話も結局会うまでいかなかったしね。
就職してから夜間の自動車教習所へ行ってた時に仲良くなった人と
連絡先交換するとかもしてればよかったなとも思ったりね。
些細なチャンスを逃してばかりだった。
今の感覚のまま当時に戻れたら絶対チャンスを逃さないのに。
飲みに行かない？とかって気軽に誘えるようにはなれたから。
今となってはもう恋だとかめんどくさくて嫌だけど。
純情だった頃の思い出は忘れないものなのかもしれない。
